生地の耳は基本的に使わない!
先に結論から申し上げますと、
生地のミミは使用すべきではない部分です。
色々調べていたところ「生地の耳はカットせず縫い代として使う」という意見がネット上では主流になっていることを知った私。
そんなわけでこのような記事をアップすることにしたのですが、
耳は使いません。
それが生地の基本です。
服飾の学校ではそう教わるはず。
なぜ耳は使用不可なのか。
一番の理由は「歪み」です。
耳のあたりは歪んでいる・・・。
もちろんほぼ歪みが無さそうな耳やデザインとしてかわいい耳もあるのですが、
ワンランク上のハンドメイド作品を作りたいのならば耳の使用はお控えください。
しかしながら・・・
例外はあります。
型紙が長くてどうしても耳部分にギリギリ被ってしまう時などは、
仕方が無いってことで先生にOKを貰った記憶があります。
あと、デザイン的にむしろ取り入れたい場合。
例えばこちらのバッグ。
耳部分を入れた方がバランスが良いし大きさ的にもプリント部分だけでは短かったので
このようなデザインとなりました。
そもそも白い部分すべてを耳認定する必要はない生地なのかも。
とりあえず普通の生地と同じように若干は両端をカットしたように思います。
でもあくまで自分用に作ったものなので、
もし売るようなことがあればこのデザインはNGかと。
ちなみに韓国のファブリックメーカーNESSHOME(ネスホーム)の生地です。
ネスホームは本当にかわいいものばかりなのでオススメ。
そんなこんなで最後にポイントまとめ。
・生地の耳は基本的に使用しない
・プリントされておらず白いままだったりメーカー名が印刷されている部分が耳
・ポツポツ穴が空いていたり固い手触りの部分が耳
・あからさまな耳感の無い生地でも両端2cmぐらいはカットする
ということで何とぞよろしくお願い致します。